改めまして。製造担当のナヲです。
改めてまして。おはようございます。こんにちは。こんばんは。
「ナニナニ製菓」製造担当のナヲです。
新たにホームページを作るということで、、、
原点に戻る気持ちで、2013年12月にオープンした際に書いた文章をアップしてみます。
今読み返してみても、同じ気持ちだなぁ。初心に戻ってこれからもがんばろう!
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実は、私の子どもの頃の夢はお菓子屋さんではなく、絵本作家でした。
本を読むのが好きで、自分では作文が上手だと思っていたので。
(実際はそれほどでもなかったのですが!)
その後、高校を卒業して社会に出る頃には、
インテリア関連の仕事をしたいと考えるようになり、
百貨店や輸入家具屋などで
約10年、販売の仕事をしてました。
お菓子の仕事に就いたのは、20代後半。28歳の頃です。
小さい頃から甘いものが大好きで、
3歳の頃から歯医者さんのお世話になっていました。
ハードな仕事の合間に、ケーキ屋特集の雑誌を眺めたり、
自分へのご褒美! という感じで週末に食べ歩いたりしているうちに、
「こんなキレイなケーキを作ってみるのもいいなぁ」
「1個数百円でこんなに幸せな気持ちになれるお菓子っていいなぁ」
と思うようになりました。
でも、その当時すでに20代後半で菓子製造は未経験。
そう簡単に転職はできよな…と
こんな話をウェイター歴の長い友人に話すと、
なんと、その友人が東京では有名なスパニッシュ・レストランの
パティスリーを紹介してくれ、あっけないほどすんなりと
菓子製造のお仕事を始めることができたのです。
しばらくは、皿洗い…を覚悟していたのですが、
スペイン人のシェフ率いるこの店では、
すぐに様々な仕込みなど、どんどん教えてもらえました。
シェフはじめ、スタッフが本当にステキな人たちばかりで、
仕事が楽しくて仕方がない!
こんな気持ちで仕事ができたのは初めてのことでした。
「これからは、この仕事を続けて行こう!」と決めたのです。
その後、洋菓子の本場・フランスに行って、
たくさんのカルチャーショックを受けたり、
三重県の父方の実家が無農薬の農家をやっていたり、
出産を機に健康や食材、そして自然環境について考えさせられたり
…と紆余曲折を経て、
「カラダにやさしいお菓子とパン」という
現在のコンセプトに至ります。
食材、自然環境、子育て…を考えると、
これまで暮らしていた東京ではなく、
ダンナさんの実家がある北海道でお菓子屋をやるのもいいなぁと
いう話を数年前からしてました。
多くの方とのご縁、タイミングなど、
いろいろなものがちょうど合って、
2013年12月、北海道室蘭に、
自分のお店を出せることになったのです。
ありがたいことです。
このブログでは、お菓子・パンや食材、
そしてお店の日常など、紹介していければと思います。
ナヲ